「ペット可」ではなく「ペットと暮らす」リゾート
ツェルマット、サンモリッツ、グシュタード ── スイスの山岳リゾートのいくつかは、犬と暮らす客を「お客様」ではなく「家族」として迎える。客室にはドッグベッドが用意され、レストランは犬同伴で食事ができる席を確保している。
代表的なスイスの「真のペットフレンドリー」ホテル
Riffelalp Resort 2222m(ツェルマット) ── ヨーロッパで最も標高の高いラグジュアリーホテルのひとつ。ペット用ウェルカムキット、ドッグメニュー、専用散歩コースが整備されている。
Kulm Hotel St. Moritz ── 19 世紀から続く老舗。湖に面したスイートで愛犬と過ごす朝は、人生で記憶に残る時間のひとつになる。
EU 諸国共通のルール
スイスは EU 加盟国ではないが、EU ペットパスポート制度に準拠した運用を採用している。マイクロチップ、狂犬病ワクチン接種、輸入時の健康証明書(CN 28)が基本セット。日本からの場合は、出国前 30 日以内の獣医師健康証明書が必要となる。
結びに ── 山岳リゾートで過ごす、もうひとつの時間軸
朝、犬と山道を歩き、午後は本を読み、夜は暖炉の前で眠る。スイスの山岳リゾートでは、犬連れの滞在が観光ではなく生活そのものに溶け込む ── そんな時間の使い方を、いまもう一度考えてみるのもいい。